レッドログNo.27(20/10/10)
安達としまむら
昨日は疲労困憊してリアタイできなかったので遅れて1話を観た。25分だかに60分ぶんぐらいの満腹感がある。良き。
鬼頭明里が上手いのはもはや自明なので逆に何も言うことはないんだけど、伊藤美来。彼女って本質的にはアニメの人じゃなくて朗読劇の人だと思うんだよな。ぶっちゃけ声の幅はほとんどないから、どんなキャラ演じてても「伊藤美来だなー」ってなる。キムタクみたいな感じ。
だけど感情の声への乗せ方はめちゃくちゃ上手いんですよ。相槌とかリアクションの声がすこぶる良い。長い読みは向いてないけど、何気ない細かなセリフは質感に溢れてる。あだしまの1話でいうと、安達の家まで一緒に帰ったあとの別れ際の、「じゃあねー、帰るー」。ここ良いよね。
映像があると「キャラが前見たあの子と違うのに声は伊藤美来じゃん」っていう違和感に引っ張られちゃっていまいちノリきれないんだけど、映像がなければその違和感はかなり薄れる。
まあ結局アニメなので完全に絵がないわけじゃないんだけど、モノローグが多くて朗読劇的な側面の強いこの作品は伊藤美来の強みを活かしやすい環境が整ってるんだなーって思ったりした。
あと上田麗奈はバケモン。何やっても上手いの本当に意味がわからん。
EDは神。
以上。