レッドログNo.28（20/10/11）

　オタクなので声優ボーカルの好きな曲を3曲くらいピックアップして紹介する日があってもいいと思う。

　きのうのログに書いた「安達としまむら」のEDテーマ。良。そもそもイントロがオタク好みなのは言うまでもない。

　うまいこと言えんけどこの曲は鬼頭明里の使い方が上手いと思う。

　まちカドまぞくの千代田桃を皮切りに「鬼頭明里のダウナー演技」は一気に周知されたけど、そもそもははっきりと一音一音が聞き取れる舞台俳優にも通じる発声が魅力的な声優さんだと思うんですよね（だからこそダウナーな演技でもセリフが潰れず聞き取れて良いって部分に繋がってる気もする）。

　で、遅い曲はそんなに似合わない声なんですよ。間延びするというか、音が立ってるぶん間の空白が目立って聞こえちゃうというか。だからバラードよりも、軽快でテンポの早い中にストリングスを混ぜ込んでしっとりさせたポップ。これが鬼頭明里の最適解なんだと思う。

　K-POPみたいだぁ……（直喩）

　こういうタイプの音楽をあんまり摂取してこなかったので、初めて聞いたときは斜め上から力づくで殴り飛ばされたような衝撃を受けた1曲。最後の一音までおシャレ極まりない。

　オタク的には鬼頭明里の心地良い低音を余すことなく楽しめるのが嬉しい。必聴。

　「Re:ステージ」のキャラクター、月坂紗由として歌唱されている楽曲。

　「軽快でテンポの速い中にストリングスを混ぜ込んでしっとりさせたポップ」という鬼頭明里の最適解でありつつ、サビの部分に最強のキラーフレーズを兼ね備えている、まさしくリーサルウェポン（個人の感想です）。

　その最強のキラーフレーズというのが、ちょうど貼ってあるSpotifyの視聴部分が始まってすぐ。サビ入りの

星並べたら迷いなく光が大きい方角へ

の、「ひかりが」ところ！
　ここ、いのちのたまヒヒダルマのちからづくフレアドライブぐらい火力が出てる（当社比）。

　鬼頭明里の歌声の中でいっとう綺麗で力強いところを気持ちいいくらいのロングトーンで聴かせてくれるマイベストの1曲。マジで良すぎる。

　余談だけど、この曲はじめリステのアニメ発ソロ曲は軒並みカラオケにないので悲しい。

　みんなはどの鬼頭明里が好きかな？よかったらリプライで教えてね！

もの置き