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【ポケモン剣盾】リーグカード保管ページ・構築覚書

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 ブティックが、楽しい。

 剣盾をクリアしてから1週間、もはや主人公を可愛く着せ替えるためだけにポケモンをやっているに等しい。対戦にさほど興味のないトレーナーの中には、僕のようなプレイスタイルに移行しつつある諸君も少なくないはずだ。
 あまりにも着せ替え頻度が多すぎてもはや覚えきれないぐらいのコーディネート数が迫ってきているが、そのまま闇に葬られてしまうのも寂しい。そこで、リーグカードとともにデッキリスト・構築の意図を書き残すブログ記事を置いておくことにした。早い話がうちの子かわいい自慢ついでではあるものの、よければ参考しながらより良い構築を探ってみてほしい。

エンジンシティ到着後:シンプルモノトーンコーデ

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 本当に開始して早々のコーディネートなのでもはやちゃんと覚えてはいないが、

・ニットベレー(ブラック)
・Tシャツ(アーバン)
・スウェットパーカー(チャンプ)

あたりは視認ができる。

 まだ行けるブティックが2件しかなく、使える柄モノはほぼ皆無。色バリエーションは広いがユニクロばりのシンプルさとあって、下手にイロモノに手を出すよりは無難にモノトーンでまとめようと組んだ構築だ。髪色を変更すると主人公の同一性を認識できなるのでダークブラウンのまま髪型のみ僕好みのストレートヘアに変更。お母さんからもらった大事なカバンを早々に買い換える気もなく、茶色い肩紐に合わせてインナーはベージュ気味、かつ希少な「使える」柄モノであるアーバンTシャツをチョイスした。

 遊びはないがわかりやすく小綺麗に纏まっていて、入門編としては上出来だったと思う。キルクスタウンで次のブティックを訪れるまでの間(=ワイルドエリアを駆け回っている間)ずっと着用していたため、単純に目にしていた時間が長く、思い入れの深いコーデだ。

キルクスタウン到着後:ヒメリスカンツ軸文系女子大生風コーデ

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7ぶたけシャツ(ホワイト)
(なし)
フリルミニスカンツ(ヒメリまみれ)
リボンソックス(ホワイト)
ミドルブーツ(ブラウン)
レザーボストン(ブラウン)
ニットベレー(レッド)
ウェリントングラス(レッド)

 最初に紹介したコーデの次に長く着ていたコーデだ。ナックルシティに売っている《フリルミニスカンツ》はカラーバリエーションに富んでいるが、困ったことにほぼ例外なく無地のパステルカラーだ。パステルカラーで、しかも無地となると合わせが難しい。黒系と相性が悪く《トラックジャケット》系との組み合わせは壊滅的。この段階で手に入る色モノトップスはユニクロカラーなブラッシータウンのシャツしかなく、しかもビビッドな色とあってこちらと組み合わせるのも困難だ。
 デザインはかわいいだけにもったいないなぁと期待薄にスクロールしていく途中で、それを見つけた。《フリルミニスカンツ(ヒメリまみれ)》。これだ!

 《フリルミニスカンツ(ヒメリまみれ)》は素晴らしいアイテムだ。色使いそのものはビビッド寄りであるものの、ベースカラーに白が入っていることできつい印象を与えず、白ベースのコーデにも赤ベースのコーデにも似合う。青ベースだってどんとこいだ。小花柄はここ数年レディースファッションのトレンドとなっているため、このアイテム1つでイマドキ女子になりきれるのもポイントが高い。
 単体でのカードパワーが非常に高いうえに、汎用性も低くない。もちろん迷わず購入したが、この時点ではまだデッキの形にならなかった。そして、次のプールが追加されるキルクスタウンのブティック到着後、ようやく構築が練り上がったのだ。

 構築意図の解説に入ろう。今回は軸となるボトムスがかなり甘いデザインなので、バランスを取るためにトップスはややカッチリとしたデザインを好んだ。ここはキルクスタウンで購入できた《7ぶたけシャツ》の貢献が大きい。これが追加されるまで、手に入るトップスは緩い雰囲気のTシャツ・スウェットばかりで手をこまねいていた。《7ぶたけシャツ》はおそらく剣盾全編を通しても唯一無二のフォーマルさを持っており、その尖り具合から起用機会は比較的高い。オススメのシリーズだ。
 甘々すぎるコーデでは野暮ったくなりがちだ。というかそもそも、甘々に寄せられるようなトップスがない。残念ながら。で、そうすると選択肢はおおよそ3つに絞られる。ハード路線か、フォーマル路線か、カジュアル路線かだ。僕はほぼノータイムでフォーマル路線を選んだ。横にフワッと広がったボトムスを補う縦長・細身のシルエットは全体の印象をスマートにしてくれるし、ボタンが柄に近い役割を果たしてくれるのでのぺっとした印象になりづらい。合わせやすいアウターが見つかれば話は別なのだが、この段階では特段目を引く相性のアウターは見つかっていない。

 《ヒメリまみれ》の赤が目立ち、リュックの肩紐が茶色かったので、この時点でカラーリングを白赤t青にまとめる方針を固めた。茶色は赤の同系色だ。同時に使ってもさほど視線を散らさない。
 次に、アイテムの積み方を考えていく。ここでは2つのカラーリング・テイストを交互に積み重ねる「サンドイッチコーデ」を起用することにした。応用範囲が広く、雑に組んでもオシャレな印象を与えることのできる重要テクニックだ。
 ヒメリスカンツは白ベースだが、パッと見で与える印象はやはり赤が最も強い。今回はここを起点とするので、まずはボトムスの真上と真下にあたるトップスとソックスを白で統一。それから、その上と下、顔まわりと靴に赤ないし茶の系統色を配置する。

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 たったこれだけだ。本当に何も考えず、色に合わせてアイテムを積んでいくだけで、ある程度バランスのいいコーデが完成してしまう。
 起用するアイテムについては、色さえ合っていれば好みでいいと思う。僕はせっかく《フリルミニスカンツ》というフェミニンなアイテムを使っているのできゃわわ系な《リボンソックス》を起用するチャンスと思い、投入した。もう一つの理由として、《フリルミニスカンツ》を使うならオーバーニーの方がバランスが見えやすくなるというのもある。コンセプトとしても活発な印象を与えすぎず、大人しい雰囲気を演出したかったので、生脚は避けたかった。
 帽子・グラスはソックス以上に慣れと髪型の影響を強く受けるだろう。《キャスケット》も試したがストレートにはあまり似合わなかった。もちろん先述の通り好みの側面が多分にあるので、上記テクを参考にしながらいろいろ試してみてほしい。

 ちなみに殿堂入り直前、シュートシティのブティックで新戦力が加わった。

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 上記+《ライダースジャケット(ホワイト)》。かわいいね。

ED後:サテンプリーツドレス軸姫カジ背伸びコーデ

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ニットベレー(ピンク)
スウェットパーカー(チャンプ)
サテンプリーツドレス(ホワイト)
スポーツレッグ(チャンプ)
ミドルブーツ(ブラウン)
キャンバスリュック(ホワイト×ブラック)

 いやめちゃくちゃかわいいなこれ……顔がヤバいくらい良い……。陰キャオタク君(自己紹介)の大好きな清楚系コーデを目指したらマジでヤバい代物ができた。

 これに関してはツイートでかなり詳細に解説を入れているので引用する。

 《サテンプリーツドレス》は柄がきつく生地の質感も高級感溢れる、フォーマル特化のデザインだ。それでいてシルエット&テイストはガーリーそのもの。単体で成立するほどの力強さを持ちつつ、しかし合わせは非常に難しい。
 今回はあえてフォーマルさを崩す《スウェットパーカー(チャンプ)》をアウターに合わせることで「よそゆき」感を軽減しつつ、ウエストマークベルトと合わせて黒白のモノトーンコーデの基盤を作成した。また、サテンプリーツのような上品なアイテムを基調にするのであればソックスよりもタイツの起用が好ましい。無地では寂しいのでラインの走っている《スポーツレッグ(チャンプ)》を選出した。黒ベースで全体の色合いも崩さない。
 最後に帽子だが、今回はサンドイッチコーデを使用していない。黒白のどちらかで統一するという選択肢もあったが、それでは全体的に色合いが重くなってしまう。ここは色モノにしておくべきだ。ここも好み、と言いたいところだが、《スウェットパーカー(チャンプ)》の胸のワンポイントは赤系の色だ。ここに合わせて同系統の色を基調としたものが最もいい。レッドは直前までのコーデで使っていたので、今回はピンクにしておこう。

 余談だが、《サテンプリーツドレス》は高打点なウエストマークの採用により、剣盾で最もスタイルがよく見える服になっている。剣盾主人公のモデリングは腰の位置がやや低く、少し胴長短足気味に映ってしまうのだが、《サテンプリーツドレス》はその影響を受けづらい。スラッとした体型が好みのキミにはオススメのキーアイテムだ。

 この構築はいいねが多く、自分でも特に気に入っているもののうちの1つである。めっちゃかわいい。でももっとかわいいコーデがある。

ED後:あくセットベースパンキッシュガーリィコーデ

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 優勝。

 我ながらこれを超えるのは難しいと感じている。あまりにもかわいすぎる。構築は以下の通りだ。

スポーツシャツ(あく)
ライダースジャケット(ブラック)
チェックミニスカンツ(ピンク)
スポーツレッグ(あく)
ラバーソールシューズ(ブラック)
スポーツリュック(あく)
ボーターハット(ピンク)

 3か所にピンクと黒を基調とした「あく」を冠するアイテムを起用しており、残り4か所をブラックとピンクで分け合う形となった。単色アイテムについてもピンクの方は黒い要素を含んでおり、非常に統一感の強い構築に仕上がっている。デッキの目指す方向が明確だ。今回はあまり視覚効果などの難しいことは考えず、シンプルにコンセプトに最も合致するデザインを選んでいく作業だった。

 今回の構築の起点となったのは《スポーツレッグ(あく)》だ。お手元に剣盾がある方は確認してほしいが、めちゃくちゃかわいい。いかにもユニフォーム然としたデザインが多く起用しづらい印象のあるセット衣装だが、こと《スポーツレッグ》に関していえば、かわいくて起用しやすいデザインが少なくない。服を変えたいがインスピレーションが沸かない時などに眺めていると新たな発見があるだろう。

 上記3つを見ればわかるようにずっとお上品なコーデで殿堂入りまでを駆け抜けたため、ちょっとハードな路線も試してみようかと手を出したのが《スポーツレッグ(あく)》だった。後押しをしたのが、前コーデで使用したライダースジャケット》の万能性に気づいたことだ。実際にいろいろ試してみるとわかることなのだが、このアイテム、色の組み合わせさえ間違わなければほぼ全てのコーデに溶け込みコンセプトを成立させる超万能アウターである。いわばアウター界の《BAKUOOON・ミッツァイル》だ。

 特に今回のようなパンキッシュ系の構築ではそのゴテゴテ感を存分に発揮してくれる。ヘソ出しルックの《スポーツシャツ(あく)》との相性もバッチリで、非の打ちどころがない。最強のコーディネートだ。

 当面の目標は、これよりかわいいコーディネートを作ることである。ユキちゃんのコーデチャンピオンへの道のりは、まだ始まったばかりだ。

 あと3コーデほど紹介していないものがあるが、これらについては随時更新していく予定である。どうぞお楽しみに(?)