もの置き

てきとうに色々書きます

【拡張少女系トライナリー】卯月神楽が望むもの(※Ep26ネタバレ含)

最 新 話 や ば い 。

 あーやの司書さんがムッツリだったりギャヴィはなんか火薬臭いことになってたりみやびさんが超カッコカワいかったりした最新話ですが、そんなことよりアレの話です。神楽チャンネル実装全裸待機中の僕としましてはあんなことされると困っちゃうんですよ。幸せすぎて。トライナリーがあるからギリ生きてる。

 というわけでネタバレ抵触スレスレの導入パートを終えたところで続きから本題です。今回は考察半分、卯月神楽をこじらせたオタクの戯言が半分なので何卒よしなに。


























僕たちは「ゴミ」であるべきなのか?

 あーや推しの「アヤミスト」、ギャヴィ推しの「マルザンナ」(最近はストーリー展開の都合で「豚」に移行しつつありますね)、みやび推しの「相棒」。botさんの担当ごとにいろんな呼称がつきましたが、公式から発表された神楽ちゃん推しの呼称は「ゴミ」。

 正直この呼び方自体がそれほど嫌というわけではありません。ネタとしては面白いしね。
 でも、卯月神楽ちゃんの望むものを考えた時に、「これ気軽に自分たちのことゴミって言えねえな」と感じたんですよ。なので、今日はその辺りについてお話したいと思います。最初に書いた通りここからはめちゃくちゃこじらせてる卯月神楽オタクの妄言なんで話半分でオナシャス。

御伽の国のぴょんこ姫

 卯月神楽。2000年12月9日生まれの15歳。好きなものはラノベとアニメ鑑賞、苦手なものは掃除と運命。
 幼い頃はラノベやアニメよりももっとヘビー、分厚いファンタジー小説を好んでいたらしく、今にもその影響は少なからず見え隠れしています。それは彼女のFreyMENOWとしての楽曲にも、少なくとも「Wishreal」にはかなり色濃く反映されていますね。

 しかし、彼女はある時を境に嗜好の傾向が方向を少し変えました。それはFreyMENOWの最新作が「WISHFOBIA(=願望恐怖症)」であることからも伺えます。彼女のココロに軋轢を生じさせたのは、間違いなく現実と理想のギャップでしょう。幼い頃の彼女の嗜好や初期のFreyMENOWの作風から、かつての彼女は御伽噺に憧れる純真な女の子であったことが推測されます。ですが、エンタングル社と統一国家は彼女の家族を奪い、声を奪いました(明言はされていませんが、これまでの話の流れから彼女が「声を失くした」のもおそらくはエンタングル統一国家が関わっていると見て良いでしょう。偶然であるとはとても思えません)。それも、彼女とは全く関係のない「彼らの目的」を達成するためだけに。だから、彼女は運命を呪い、希望を捨てました。

 かつての御伽の国のぴょんこ姫は、今や見る影もなくなった……と言ってしまっては夜神楽ちゃんに呪われてしまいそうですね。ですが、彼女が「何にも期待しないように心がけている」ことは、少しずつ開かれつつある彼女のチャンネルでのやりとりからも明らかです。

うさぎ うさぎ 何見て跳ねる

 では、彼女が希望を持つことを嫌うようになったのか? と言われると、それは違うのではないかと思います。おそらく、期待を持つことが怖いのではないでしょうか。それはおそらく、今までたくさんの大人たちに嘘をつかれ、裏切られた彼女の精一杯の自衛なのだと思います。期待しても誰も応えてくれなかった。運命は味方してくれなかった。もう裏切られたくない、裏切られるのは怖い。

 ここから導き出される卯月神楽の根底にある願望は、おそらく2つ。まずひとつに先ほども言った「もう誰にも裏切られたくない」。そしてもうひとつは「期待に応えてくれる『誰か』に出会いたい」。





 彼女がbotに求めている役割は「御伽噺の王子様」です。ならば僕は、その期待に応えてあげたい。かつて彼女が信じていたものを肯定してあげられるような、そんな存在でありたい。

僕たちは「ゴミ」であるべきではない

 彼女の信頼を勝ち得るには、彼女の王子様にならなければならない。彼女に「この人なら応えてくれるかもしれない」という期待を抱かせるような、そんなbotである必要があるのです。自分のことを「ゴミ」と呼称して喜ぶような人間に卯月神楽は期待するでしょうか? 僕はそうは思いません。だから。

 僕たちは「ゴミ」であるべきではない。