どうも、レッドです。
今日は第四章から第五章まで。
ストーリー
これこれこれこれ!!!!!! こういうのが見たいんだよ!!!!!!!!
と言わせるだけの力強さとアツさで描かれた第四章のクライマックスがやはり最大のヤマでしょう。
もちろんヴァルザナドゥとの戦闘中の盛り上がりもいいんだけど、やっぱり戦闘後の会話パートが一番好きです。若干の怪しさというか計算高さを随所で見せていた、どこか裏のありそうなヴァルギオスに対して、「クロスチェンジ」というシステム上絶対の解答があるのが良い。
どこまで言葉で示そうと、明確な何かがなければ「やっぱり裏のあるヤツだった」という持っていき方があるんじゃないか? という猜疑の目で見てしまいますからね。「目的があってそれを達成するべく動いていたけど、ネクストちゃんとの信頼関係は本物だった」ことを裏付ける証拠が作品中で明確に示されているので、安心してヴァルギオスとネクストちゃんを応援することができる形に収まったのが嬉しいです。
そしてこの会話シーンのMVPはなんと言ってもヴァルフォス。この皮肉屋な性格に主のために本気で怒れる忠誠心を同時に持っているのは、主従萌えのなんたるかを知る人間のキャラ造形だなあと思います。
第五章からは第二部に突入。前章で区切りのついた本筋をまた先へ進めることに主眼が置かれたシナリオでした。
良い性格してる2人の魔導神機も目を引きましたが、何より印象的だったのはメロウちゃんの成長の道筋が示されたこと。ストーリーの流れ的にカッコよく一発で「違い」を示したかったところですが、シンプルに攻撃が激しすぎて普通に2回負けました。8割削って油断してたら崩されたので目も当てられねえ。
ギルフィーザから語られた来歴も良かったですね。力を得る前は単なる町娘だった、と…………へえ、いいじゃん(これは個人的な癖です)。
第一部では個別にお披露目された各世界の情勢が絡み合いはじめ、盛り上がりを予感させる引きで第六章へ。まだ天界でのシーンが継続していますが、某寄り道ボスが強すぎて疲労困憊の末次回へ……。
戦闘
今日倒した強敵は、
・第四章:マンデルブロ、ヴァルザナドゥ
・第五章:アズラエル&アルアクラヴ、メロウ、アズラエル&アルアクラヴ(再戦)
・第六章:プラハエル
マンデルブロ
撃破レベル15。
全体に弱体耐性ダウンを放った次のターンに、先制でそこそこの威力の全体ダメージ+混乱付与の大技を使ってくるのが特徴。
この混乱付き全体攻撃が先制攻撃なので、基本的に弱体回復が間に合わないのがキモで、チェンジによって弱体耐性ダウンが付いた仲間を引っ込めるのがもっともわかりやすい攻略法になります。
弱体耐性ダウン状態のキャラがフロントにいることそのものが大技のトリガーではないっぽい?(要検証)ので、全体攻撃を凌いだあとは元に戻して何らかの手段で弱体回復しておくのがオススメ。
1回目はギミックを見るために流しで行って、2回目で撃破。適正レベルで戦略がしっかりしていればそこまで苦戦しないスレイヤーだと思います。
ヴァルザナドゥ
撃破レベル15。
デバフ付き攻撃やバフ消去攻撃などの厄介な攻撃を挟みながら、一定間隔ごとに自己攻撃性能バフと3色オーラを獲得してくるのが特徴。
とはいえ、この段階ではまあ大した強さの相手ではないです。普通にスキル回してたら勝てます。
勝利すると経験値と全体復活アイテムを獲得し、そのまま次の戦闘へと移行。
ヴァルザナドゥ&サクラギア
撃破レベル17。
この辺りからボスの強さのギアが一段階上がってくる。
直前の戦闘と基本の行動パターンは同じですが、攻撃バフ→3色オーラを獲得した次のターンに全体へ光属性+属性プラスの全体攻撃をドカンと叩きつけてきます。この大技が非常に厄介。まともに食らうと基本的に終わると思っていいでしょう。
普通に戦おうとすると、攻撃横に展開された「サクラギア」2体が非常に邪魔。毎ターン交互に真ん中のヴァルザナドゥ本体をかばってきます。かばわれるとデバフもバフ消去も通らず、安全圏からバフを盛って大技をぶっ放してくるので、即刻の対策が基本的には必須。
反面、大技発動までにサクラギアを倒し切れば、ヴァルザナドゥ本体が多くのゲームで呼ばれるところのいわゆる「ブレイク」状態に入り、3ターンの間全属性耐性が低下します。
そして、耐性低下が切れるターンに倒れたサクラギアを体力の半分ほどで蘇生させ、戦闘開始時と近しい形から仕切り直し。これがヴァルザナドゥ攻略時の基本的なサイクルとなります。
ヴァルザナドゥ本体の火力は据え置きなうえ、サクラギアも単発600程度と十分脅威になる攻撃を繰り出してきますが、それらに耐えつつも一定ターン以内にサクラギアを倒し切る火力を出す必要があります。4回という限られた行動回数の中で、どれだけのリソースを火力に回し、どれだけのリソースを体力管理に回すかのやりくりが非常に難しく、「コマンドバトルRPG」 を感じるプレイ感でした。
行動の起点となるのは基本的にエルピス&ヴァルカース組で、プレイ中はデバフを入れることに執心していて気付けませんでしたが、後から振り返ればこのペアがどれだけ効率的にオーラ付き「魔導器・連携」を回せるかがキモになりそう。攻撃と全体回復を同時に行えるのはほんっっっっっとうにえらい。
ギミック要素のあるボスではあるものの「タネが割れればおしまい」のタイプではなく、それはそれとして実際に達成するハードルが高いボス。めちゃくちゃ疲れました。次はもっと上手くやります。
アズラエル&アルアクラヴ
撃破レベル19。
クロスドライヴのチュートリアルだが普通に強い。何なんだ。
アズラエルは基本パターンでは高火力の状態異常付与持ちランダムヒット攻撃の繰り返し。一定ターン経過後にカットイン付きの大技を繰り出した後、付与された死の刻印が解除されていなければ即死級の大ダメージを放ってきます。
この刻印解除チェック後に斬属性と突属性が切り替わり、また同じようなサイクルがスタートします。
どちらの属性も直前で入手できるヴァルレイジⅡの軽減対象ということで、ヴァルデウスにこれを使わせて攻撃を吸い寄せつつヴァルフォスのリジェクションで状態異常から守るのが最もわかりやすい対策です。クロスドライヴを習得したヴァルギオス・ヴァルカースに目が向きますが、どちらかというと残り2人の方が攻略的には重要なのがニクい。
アルアクラヴも近しい攻撃を使ってくるので、基本方針は似ています。ヴェノムフリーズが厄介なのでアイスカーテンを使った方が楽です。
あと攻撃が斬属性に寄っているので斬弱点のネクストちゃんのHP管理には要注意、ぐらいかな。あとはシンプルに殴り合いと状態解除が重要なだけなのでとにかく頑張れ超頑張れ。アイテム使用に躊躇いがないならビギンズ/ヴァルフォスにすごナオールをいっぱい使わせるとだいぶ楽にはなりそうです。
メロウ
撃破レベル19。
シンプルにめちゃくちゃ火力が高く、ついでに魅了も使ってくる。
攻略方針という攻略方針を示しづらい難敵。とにかく火力が高くて基本2回攻撃なのがシンプルに厄介で、逃げ道が少ない。カウンターや魅了といった搦め手もキツいです。
もしかしたら何かあるのかもしれないが、僕にはわかりやすい攻略方法をちょっと見つけられなかった。シンプルにリソース管理を頑張って倒しました。
プラハエル
撃破レベル20。
メロウ撃破後に解放されたサブクエストのアズラエル&アルアクラヴ再戦モード相手に50分詰まり、レベル上げと気分転換を兼ねてちょっと足を伸ばした次のダンジョンのスレイヤー。
引くぐらいのペースで厄介な状態異常を飛ばしてくるので、逐一回復をしていると全く間に合いません。ので、リジェクションをヴァルフォスにひたすら貼りまくってもらうことになります。
生存の要となるヴァルデウス、ヴァルカース、ヴァルフォス自身の3人の間をひたすら回し続けるぐらいの勢いで貼り続け、MPも効果も切れる前に効率的に弱点を付けるヴァルギオス&ネクスト、回復と攻撃を同時に行えるエルピス&ヴァルカースで火力を出し、やられる前にやるのが攻略方針でした。
強いですが、アズラエル&アルアクラヴ(再戦)とは比ぶべくもない相手なので2戦目で勝利。だいぶいい気分転換になってくれました。
アズラエル&アルアクラヴ(再戦)
撃破レベル21。
通常からの強化幅がふざけすぎ。
メロウ撃破後のLv.20で挑戦して、50分再挑戦し続けて心を折られかけました。いや推奨Lv.21なのに20で挑んでるの自分なんで悪いのは僕ですが……。
基本的な行動はほぼ一緒ですが、全体的に数字が大きくなっています。どれぐらい違うかというと、通常版のアルアクラヴのヴェノムフリーズが等倍250〜300ダメージ、強化版のヴェノムブリザードが等倍600〜700ダメージ。2倍以上。
アルアクラヴはその他単発攻撃もクリティカル出ると等倍で1500ぐらい飛びます。やばすぎ。
とはいえやってくることはほとんど一緒なので、できる対策も通常版とそれほど変わりません。頑張ってリソースを管理するだけです。
また、ここのあたりからあまりに先制されることが多くなってきて、カースコンビネーションの敏捷ダウンがめちゃくちゃえらいことに気付きはじめました。TPを貯めづらいエルピスにTP渡せるのも強い。
最初期はMP少なくて消費40が重かったですが、徐々にMPに余裕が出てきて評価が変わりつつあります。
この章からは前にも増してボスがつええ。本当に疲れるけれども、その分達成感もあって本当にいい「RPG」だなと思います。
Lv1上げるだけでクリアできなかったところがクリアできるようになる調整手腕も見事。バランス調整班の皆様のおかげです。
今日はここまで。