もの置き

てきとうに色々書きます

ぼ大観測日記vol.4(20.11.14)

データもろもろ

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ドラグナー内訳
ラッカ8
ハムカツ3
赤白1

■赤白メタビ
バイク2
GR1

入賞

優勝:ドロマーオーラ

準優勝:ジョラゴンジョーカーズ

ベスト4:赤黒墓地ソ ラッカドラグナー

感想

 特に大きく気になったことはなかったので今日はあっさりめ。平和。

ドロマーオーラ

 2019年12月ぐらいから存在していたリストとコンセプトはほとんど変わっていないものの、細部に変わった部分があるので簡単におさらい。

ハンデスの枠がジェ霊ニーからブチャカティへ

 これはわかりやすく「質より量、質より速度」の傾向。役割対象がシータミッツァイルからドラグナーなどのデッキに変わったことが大きく影響していると思われる。

 シータミッツァイル期はGR召喚がキーであり、GR召喚まで繋げられてしまえば簡単にアドバンテージが取り返される環境。故に、大量GR召喚を引き起こしかねないキーカードを確実に引っこ抜くジェ霊ニーが重宝された。

 一方、GR召喚周りに大きく制約のかかった現在はハンドからのコンボが中心である。多くのデッキで手札に特定のパーツ2〜3枚を要求される環境になったため、2ターン目にダイパ殺デー→3ターン目にブチャカティと繋げてテンポよく動きを縛るリターンが大きくなったと見られる。

⒉スローリー・チェーンの増量

 以前の構築は決まればラッキー程度だったエルハ+スロチェの封殺コンボだが、現在はこのコンボをより重く見た構築に移行している。

 ここに関わるのは12月末に殿堂入りした2つのカード。すなわち、ラッキーナンバーとメメント守神宮だ。

 かねてよりドロマーオーラの天敵として「御嶺着地前のナンバー4宣言」があった。これが通るとスロチェとGR召喚が同時に封じられ、反撃の手段がほぼなくなる。相手方からすれば4宣言にほぼ裏目のないデッキでありつつ、なおかつ環境に存在するデッキのほとんどはこれを唱えて殴りかかる手段を持っていた。シータミッツァイルも、赤青Jミッツァイルも、ドロマーハンデスも。

 故に2枚程度に抑えられることの多かったスローリーチェーンだが、今の環境は違う。なにせ環境トップのラッカドラグナーが呪文ロックをしてこないわけだから、そりゃあ使うに決まっているというものだ。シールド焼却はエルハで止められる。

 赤白メタビート系もオーリリアなどを採用しやすかった赤白ミッツァイルから、ザボンバなどの採用に合わせて4コス域が減少した赤白バイクへと主体を移している。今の環境は呪文トリガーの通りがそれなりにいい。

 消極的理由として挙げられるのがもう一つ。メメント守神宮は黎明期ドロマーオーラの守りの要と言っていい存在で、当時の構築ではほぼ例外なく4投されていた。が、このカードが殿堂入りの憂き目にあったため、ドロマーオーラは守りを固めつつ、なおかつダイヤモンドソード用の白マナを確保できる受け札を追加採用する必要が出てきたのである。

 元々相性がいいこと自体は周知であるスロチェが増量されるのは、必然といえば必然だったのかもしれない。

⒊エクスマ疫ナ解雇

 現在では九番目の旧王などが採用される枠。

 ここはシンプルにパワーラインの変化が大きいだろう。なにせこの辺のカードは役割対象がGRクリーチャーだったのだから。具体的にはJミッツのジェイショッカーや全能ゼンノー、ゴッドガヨンダムあたり。シータでも回収やダダダチッコ、天啓はバッチリ範囲内。しかし現在の環境でこれらのカードたちが大挙して襲ってくることはない。

 単体と全体の内訳ができるのも大きく、納得のいく変更である。

 ちなみに当時はミッツァイルを複数立てて単除去をケアして殴ってくることが平然とあったため、単体除去トリガーの価値があまり高くない環境だった。ジョ喰ンマ抜きの構築すらたびたび目にしたほど。


 割と自由枠の少ないデッキではあるが、それでも変遷を検討してみると環境の違いが見えて面白い。

 ドロマーオーラは個人的に結構好きなデッキでvaultでもまあまあ回したので、活躍してるとなんとなく嬉しくなる。今後も頑張ってほしいな。