もの置き

てきとうに色々書きます

ぼ大観測日記vol.3(20.11.13)

母数

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ドラグナー内訳
ラッカ 6
ハムカツ 3
赤白t黒 1
緑(ランデス?) 1

■赤白メタビ内訳
バイク 4

入賞

優勝:アナカラーt光コントロール

準優勝:赤白バイク

ベスト4:オカルトアンダケイン ハムカツドラグナー

感想

アナカラーコントロール

 フェアリー・ライフ、水撒く、ボーイズ・トゥ・メン、プロジューサー……と大量に積まれたトリガーブーストでテンポ得を取りつつメインの受けはシノビに一任する構築。

 ライフは何もない時の初動も兼ねているがだろうが、おそらく本命は3ターン目のブーストで、トリガーでの手数稼ぎと中盤の「余った2マナ」の有効活用としての役割の比重が重い構築であるように感じる。

 2コスブーストが4枚に削られた上で浮いた枠にはデスマッチが投入されているため、ここでラッカを見ようとしてるんじゃないかなぁ……という感じ。

 現環境のアグロデッキは案外デスマッチが効かないデッキも多いので、アグロに対するアクションをトリガーブーストで保証しに行くのは至極まっとうに見える。徐々に数を増やしつつあるG3採用型旅路バーンメアに対しても、受けのメインをシノビに寄せることである程度対処可能といろいろ相性がいい。

 ヤドネへの対抗手段がお清めしかなくて不安なのと、ハムカツドラグナーの2ターンデルフorゲンムエンペラーでブースト全部止まると流石に勝てなさそうではあるけど、全体を通してみればかなり納得度の高い構築。

赤白バイク

 ヒビキバイクが準優勝。前日に優勝したプレイヤーとは違うプレイヤーが使用しており、こちらはブレラ不採用のセンノー採用型か。

 決勝での一戦、プチョヘンザを立てられたあともコマンドを連続でバトルゾーンに送り出して禁断解放から勝ちの目を狙っていたのが印象的。かなりガッツリシノビが取られていたのでそれで勝てたかはさておくとして、序盤に全力で盾を割っておけばムカデやプチョが立っても勝ち筋残せるのはバイクの大きい強みだなぁと改めて実感した。

 このデッキも何年環境に居座っとんねんってレベルの長寿デッキだけど、やっぱり強みの根本の部分はさほど変わってないよね。単に速度が早いだけでなく、ドキンダムのおかげでボードコントロールに対する打開策があるのは大きい。他のアグロじゃなかなか難しいところだ。

バーンメア

 アナビッグの項目でちょっとだけ言及したけど、G3採用型が増えている。というかG3でない普通のバーンメアは全部ミラーマッチか負けかしかないぐらいタコ負けしているので、今のぼ大で使うならこれしかないとまで言っていいんじゃないかと思う。

 この構築の特徴は言わずもがなではあるけど盤面で戦わずとも能動的にフィニッシュまで行ける点で、普通のバーンメアと共有しているパーツは多いけど設計思想は全く異なると言っていいように感じる。どちらかというと大王ジャオウガ採用型の赤黒邪王門といった趣。

 初日に言ったように「ボード重視のカウンターミッドレンジ」っていうコンセプト自体が今の環境に噛み合っていないとはいえ、こういう形を変えた構築が流行るのは面白いと思う。初出自体はちょっと前だったと思うけど、環境の形が大きく変わるまでは定番化するかも?