【デュエマ】yk800のスパムブログ:2019冬・殿堂予想の巻
どうも、yk800です。水曜日以外にこのブログ更新するのもなんだか久しぶりでドキドキしますね。
ドキドキと言えば(スパムブログ特有のスパム話題転換)明日12月17日には殿堂発表が告知されていますね! デュエル・マスターズを愛するものとしては見逃せない一大イベント、学園もののラブコメでいえば席替えに匹敵するほどのドキドキを皆さんも抱えている頃だろうと思います。
そして、やっぱり! デュエル・マスターズの情報を細々ながら発信している身としては、これをやらないわけにはいきませんよね!
行くぞ! 殿堂予想!
ぶっちゃけあんま面白みとかはないです。
では、まずは結論から示していこうかと思います。
・殿堂
《BAKUOOON・ミッツァイル》
《Wave ウェイブ》
《禁断機関 VV-8》
《凶鬼卍号 メラヴォルガル》
《邪眼教皇ロマノフⅡ世》
・プレミアム殿堂
《セイレーン・コンチェルト》
・プレミアム殿堂→殿堂
《聖鎧亜キング・アルカディアス》
殿堂について
《BAKUOOON・ミッツァイル》
DMPのヘイトを溜め込みすぎた悲しみの風雲児。時代に愛されすぎて一身に嫉妬を集めてしまいましたね。佳人薄命とはこのことか。個人的には正直生きてていいんじゃないかと思ってるとこではあるんですが、あまりに悪名を挙げすぎた以上規制は免れないでしょう。
環境に存在する影響の大きいデッキは【赤青Jミッツァイル】と【シータミッツァイル】。【赤白ミッツァイル】もアーキタイプが崩壊しますが【赤白ビートダウン】全般としてはコンセプトが存続します。
【シータミッツァイル】についても、マナドライブ6のGRクリーチャーが存在し続ける以上【シータGRジョーカーズ】としての存続はほぼ確定すると僕は考えています。《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》という能力てんこ盛りフィニッシャーも追加されるので将来性にも不安なし。《ミッツァイル》を使った鋭角なフィニッシュ手段は無くなりますが、相変わらずアドバンテージ戦術の申し子として環境に居座ることでしょう。
コンセプトレベルで存在が難しくなるのが【赤青Jミッツァイル】。このデッキは「《夢のジョー星》で寝かせたジョーカーズを《ミッツァイル》でリフレッシュする」というギミックが成立させていたアーキタイプであるため、《ミッツァイル》の抜けた穴を埋めるカードは存在していません。このデッキの消滅により先手トリガーケア込み3killの懸念は大幅に低減されるため、抑圧されていた様々なデッキが環境で活躍する好機を窺うことになりそうです。
このカードがいなくなれば手撃ち《ラッキーナンバー》+SA化した《ダンダルダBB》で《ナンバー》おかわりのようなアクションも取りづらくなるため、「受けるデッキ」の存在も許容されやすくなるのではないでしょうか。
《Wave ウェイブ》
新時代のアドバンテージメーカー、その存在は許されるべきか。
このカードの名前を挙げる人があまりおらず、ワテクシ正直に申し上げまして驚いております。個人的にはオッズ2位。
《ミッツァイル》殿堂以降に台頭が予想されるいくつかのデッキにメインパーツとして採用されうるだけでなく、アドバンテージを失わず《ラッキーナンバー》マウントしながら、放置しているだけで延々と頭数を伸ばし続けるクレイジーなカード。
僕としては《ラッキーナンバー》は今回の殿堂から漏れると考えていますが、それは「このカードは1枚だとアドバンテージを失うから単体で強いわけではない」という部分が大きいです。そこを行くと、アドバンテージを失わずに相手の返しのアクションを押し留めながら、システムとして非常に優秀であるこのカードの存在を許容することは危険であると考えられます。《ウォズレック》や《カリヤドネ》と違い唱えた呪文が墓地に残り続けるので2枚目、3枚目の《Wave ウェイブ》がそのまま蓋として機能し続けるのもここダメポイント。
環境に存在する影響の大きいデッキは【青黒ハンデス】、【デッドダムド】、【トリーヴァチェンジザ】あたりでしょうか。
《ナンバー》を規制するなら規制されないカード。《ナンバー》を規制しないなら規制したいカード。そんなところです。
《禁断機関 VV-8》
アドバンテージ源にして勝ち筋。墓地肥やしにしてフィニッシャー。【シータ】と【カリヤドネ】が減れば【デッドダムド】は勢いを盛り返すでしょうから、そこに釘を刺しておく形です。
このカードを考えるうえでのポイントは「実質的に【デッドダムド】専用機であり、なおかつ当面の間コマンドをフィーチャーしたセットが出る予定がない」ということ。つまり、【デッドダムド】のコンセプトそのものは潰さないままピンポイントで【デッドダムド】のみを弱体化できるという点がメタデザインの観点から非常に魅力的です。
「エクストラターンのメタカード」を作るのは非常に難しく、新カードによって対策をさせづらいのも見るべき点。《全能ゼンノー》による侵略封じは一定の効力こそありますが、結局《VV-8》の設けるターン制限の前にはあまり役に立ちません。
《ラッキーナンバー》+《チェンジザ》のパッケージに注目した《VV-8》を採用しない構築が現在の主流ですが、《ミッツァイル》系デッキが消えれば《VV-8》が戻ってくる可能性は高いと考えています。《VV-8》型の【デッドダムド】はビートダウンデッキでありながら受けを主軸に据えたデッキタイプに対して時間制限を設けることができる点が非常に対処しづらく、これは今後のデザインにおいても好ましくなさそうです。ゆえのピックアップ。
《凶鬼卍号 メラヴォルガル》・《邪眼教皇ロマノフⅡ世》
同じスペルコンボ系デッキのフィニッシャー枠としてピックアップ。【カリヤドネ】が最も目立っていますが正直ここら辺はまとめて規制しないとどれか規制しても残りが出てくるだけだと思います。
【青魔導具】は現在主流の構築ではあくまで盾を割ってダイレクトアタックを決めることを勝ち筋としているため、S・トリガーによる受けが通らないわけではありません。しかし、Exターンを取得しながらの《メラヴォルガル》複数投によるトリガーケアが存在しているため受けが有名無実化してしまっている点がこのデッキの対策難易度を引き上げています。逆に言えば、《メラヴォルガル》さえなければこのアーキタイプ自体にはさほど問題がないと言えるでしょう。
【ロマノフワンショット】からは《蝕王の晩餐》を予想しているプレイヤーが多かったですが、僕は直接こっちが逝くと思います。《蝕王の晩餐》は応用範囲が広く、まだまだ様々なおもしろコンボが組めるカードであり、なおかつこのカードが単体でアドバンテージを産むわけではありません。次にデッキができたとしてもこのデッキと同じように単体のトップデッキが勝ち筋となりうる《ロマノフⅡ世》の方が影響力が高いと言えるでしょう。僕はこちらの方が規制の可能性が高いと予想しています。
プレミアム殿堂について
《セイレーン・コンチェルト》
マジお疲れ様! 【カリヤドネ】の無限ループを発生させている立役者であり、様々なコンボデッキにおける過労死枠です。マナアンタップといういかにもループしそうなテキストでありつつ、マナ回収役としての役割すら持ててしまうのが非常に強力でした。
【カリヤドネ】の存在自体を殺すなら《ブラッディ・クロス》の規制が最も厳しかったと思いますが、新環境においては低速化に伴い墓地対策や呪文対策などが間に合いやすくなるのではないかと予想されるため、意識されれば落ちるタイプのデッキであることは間違いないでしょう。そのうえで規制をどこかにかけるのであれば、新環境にて復活が予想されるいくつかのスペルコンボ・《次元の嵐 スコーラー》系デッキに採用される公算が高く、今後のカードデザインにも悪影響を及ぼしそうな《セイレーン・コンチェルト》をプレミアム殿堂入りさせることが妥当なのではないかと考えます。
《聖鎧亜キング・アルカディアス》
これはカードラッシュ所属のプロプレイヤーでありますおんそく選手の殿堂予想を見て「これいいな〜!」と思い取り入れた枠。GR召喚に対する完全な回答となりつつ、クリーチャーの極端に強くなった環境に非常に大きな影響を及ぼします。現代基準では条件の厳しめな進化クリーチャーかつ多色、コスト7となかなかの重さであるため「色さえ合えば積み得」にはなりづらく、呪文による対処自体は十分に間に合うので1枚であれば極端に強すぎることもなさそう。それでいて、「このカードがあるために多色デッキを組む」というモチベーションにはなってくれる程度の影響力は誇っており、いいカードになるのではないでしょうか。
というのは建前で、《天災 デドダム》がいる世界の《キング・アルカディアス》がめちゃくちゃ見てみたいというのが本音。純粋な意味での多色クリーチャーがメインに据えられたセットも長らく出ていないので、現代の恩恵を受けすぎないのがちょうどいいですね。
というわけで、以上がyk800的殿堂予想でした。「当てに行く」というよりかは「自分が殿堂かけるならこんな感じ」を基準に選出したので正直全然当たらないと思います。やることはやったので明日の生放送を楽しみに待ちましょう! それでは!