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【WoB】ミッドレンジラピス【B2環境】

 こんにちは、レッドです。ツイッターフォローしていただいてる方はご存知かと思いますが絶賛WAR OF BRAINSにドハマり中です。いや〜このゲームめちゃくちゃ面白いですね。正直ナメてた。

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 ハマりまくってRAPISをこねくりまわした結果、課金はLAPISの構築済み3つのみでもゲーム開始から5日でBRAIN到達することができたので、簡単にレポしつつずっと使っていたデッキについて解説しようかと思います。よろしくお願いします。

簡易レポート

1日目:4/28(土)

 

 まずはゲームをインストールしてパック開封の儀。ウォーブレはいきなり2BOX分もパックをくれるので新規参入者にとても優しいですね! 引きが悪いようならリセマラも視野に入れつつ最初の1箱を開けると……。

 なんと初手《覇王 白獅子》&《終戦のオルディア》! この時点で僕の脳内はRAPIS一色です。右端? 1400bitおいしいよね。
 今振り返って見ると《キャプテン・ギャラック》*1、《黒般若》*3、《宵の露 アサギリ》*3とRAPISの欲しいところをきっちり押さえた良箱を踏んでいたようです。確か《双警機 アルト・オルト》も刷った記憶がないんでここで3枚確保してたはず。

 B1の方はほどほど。《女傑総裁 ミア・ハリスン》*1と《風村の豪象腕 バルビー》*3はかなり悪くないですね。最終的な構築には使っていませんがどちらも十分に活躍できるカードです。

 「真面目にやりたいゲームにはまず5k入れるのが礼儀」が信条なので構築済みを3つ買い、ひとまず基本の「き」は押さえたところでデッキを組んでまずはソロプレイからゲームスタート。

 この時点でのデッキはこんな感じ。うーむ、我ながらかなり完成度が高いですね。アサギリオルト3積みに加えて4コス域がちょっと重たいのは気になりますが、雛形としては十分ではないでしょうか。今後のデッキはほとんどこれを原型に調整を加えていくことになります。
 しばらく回して感触を確かめつつ、欲しいGCにあたりをつける作業。

 GCが2枚刷れるようになったので《邪怨を纏う豪虎》は1枚確定。もう1枚を《風の谷のナミ》か《鬼神演舞 八重ノ風》のどっちにしようかなーと悩んでいたところ……。

 オシャレなイラストに惹かれて《永遠の蜃気楼 ペリドット》を発見。一応言っときますが前情報を調べたのは「既存のテンポLAPIS」の大まかな構築と主要カードぐらいで、このカードに関しては本当にたまたま見つけました。まあ書いてることは誰がどう読んでもヤバいよ。

 というわけで《豪虎》と《ペリドット》をクリエイトしてまた数戦ソロプレイ。これは強いと確信を得て意気揚々とランクマッチに参戦。

 そして約束された10連勝。まあ強いね!ちなみにこのあとMAGNAの《青の超越者 オズワルド》の前に屈服したため連勝は10でストップとなりました。

 その後《総裁隠密 シュリ》を発見したり、B2の学問コンプサイクルがやべーことを発見したり、いろいろなことがありつつこの日のリザルトがこちら。

 特に自分で学問入りRAPISに辿り着いたのは個人的にかなりのヒットでした。手札が減らない擬似除去は強い! バフもデッキ自体と相性が良く、柔軟性も高いこれらのカードを導入できたのは一番の収穫だったでしょう。

2日目:4/29(日)

 バイトが一日休みだったので優雅に午後起床からの怒涛の1時間*6枠の生配信。

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 一応タイムシフトも残ってますがいろいろトラブってますのでオススメはしないよ! 生放送は現役のプレイヤーの方から直接お話が聴けるのがとてもいいと思います。初心者こそ配信していろんな人からアドバイスもらうといいんじゃないかな。というわけでコメントを参考にしつつ自分の手になじむように調整した結果、この日のリザルトはこんな感じに。

 最終的にはこの構築がほとんど完成形となります。

 ついでに生放送でランクマッチの仕組みを教えてもらい、月末でリセットがかかることを知ったので当月の目標を5500ptに設定。ここまで伸ばすとリセット時の戻され幅が若干ゆるくなるためです。
 月末ってことは4/30までかー。4/30……? 明日じゃねえか!!!
 というわけであと1日で5500ptチャレンジ、スタートです。

3日目:4/30(月)

 行けました。

 なんならさらに盛りました。

 ぴょんこも2人来ました。

 この日のハイライトは《獅子王の記憶》です。強さに気付くのに少し時間を要しましたが、このカードは超強いです。2か3かは諸説ですが、個人的には2派。1コス《イム》や《キジモナカズバ》を絶対に殺したいなら3でしょうか。

4日目:5/1(火)

 初のランクリセット(4000スタート)、からの前環境の上位者が下に帰ってくる修羅場。新カードのリリースから間もないのもあり、血気盛んなプレイヤーたちが大量にいました。昨日までの月末下位層とは話が違うんだぞとばかりに無情にも暴れまわる《ミストメーカー》ユニオン。

 《ミストメーカー》ユニオンは手札に「化学」のウイルスを溜め込む関係上、《フェアリー・ガス》や《ブラッディ・スクリーム》といった除去スペルが使えないため、早めのマウントに対して非常に無防備。というわけで軽い方に寄せてみたところ実際ユニオン相手の勝率は一気に改善しました。が、このデッキ、確かにユニオン相手の勝率は高いんですが、少し重めのデッキになにもできず負けることもしばしば。2時間ほど回しているうちに環境がガラリと変化し、アグロが駆逐されてしまったのでこのデッキはボツとなるのですが、ここから一気に迷走期に突入。どのような構築なら勝てるのか全くわからず、しばらくいろいろな構築を試すことになります。
 《シャークトレード》を試したり、《スペース・コンバッション》+《ビルド・アーマー》を試したり、《ライオネル・フラッシュ》を入れてみたり。全部弱かったのですが、可能性を試すという意味ではいい経験になったのかなと思います。でも《ライオネル・フラッシュ》はあまりに弱すぎるので上方修正したほうがいいと思う。

5日目:5/2(水)

 何をやっても勝てないのでなにもかもがわからなくなって最初の構築を踏襲した形に戻してみたところ、このデッキがまあ勝つわ勝つわ。

 この構築を使いだすや否や瞬く間に勝ち星を重ね、ものの4時間ほどで1500ptを稼ぎ出す大活躍。

 というわけであれよあれよとBRAIN到達です。お疲れ様でした。

デッキについて

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構築理念と採用カードについて

 至って普通のミッドレンジLAPISです。種族シナジーやフレンドリンクなどの新環境でプッシュされている要素のほとんどを排除し、あくまで学問スペルのみの活用に押さえた形。メタモール軸、面白そうではあるんですけどね。4コスト域がどうしても《ケヤキ》《ギルダン》に取られてしまう都合上、最強の返し札である《アサギリ》+《アルト=オルト》コンボの枠を削らざるをえなくなるのがダメでした。《バルビー》に関してもそうなのですが、最近プッシュされているこれらのカードは自分の盤面こそ強くなりますが、クイックもログイン時の除去も持っておらず、取られている盤面を返すほどのインパクトを発揮することができないのが難点です。

 ミッドレンジLAPISというデッキは、序盤のマウントを活かして最初に相手のライフを7〜8点削りつつ相手に常に《覇王 白獅子》やソウルバーストの存在をちらつかせて無理を強要し、隙ができた一瞬にクイックを連続で叩き込み、相手のライフを奪い去るデッキです。その第一段階、「序盤のマウントを取る」という部分について、B2環境では《プラネット・メタモール》の効果消去や《トータル・チェンジング》の-1/-0修整など、学問スペルの隆盛により序盤のユニットをバフでサポートしてマウントを取り続けることが難しくなっています。だからこそ、「バフしたユニットは除去される」という前提に立ちながら、「こちらも相手のユニットを除去しながらユニットを盤面に出す」ことでテンポを取っていかなければならないのです。
 《神秘の鹿》も擬似的な除去と換算して5コス域に4枚の除去持ちログインユニット。《アルト=オルト》や《黒般若》、盤面にブーストすれば、あるいは《ウリノスケ》などと一緒に使えば除去換算できる《アサギリ》。全体的に除去が多めの構築になっているのは、マウントを維持、あるいは状況を打開しやすくするためです。特に《ウルゴ・バシュー》は初日に抜いたっきりでしたが戻して大正解の1枚でした。《ラッキー》をぶち抜きつつ顔を3点詰められるので相手の計算を狂わせる性能は《白獅子》に次ぐほど。できれば2枚取りたかったですが《カニテツ》と散らしたかったので1枚の採用に止まっています。《神秘の鹿》を2枚から減らすのはややリスクが高いという判断。《ヨミ》が採用されていないのも近い理由で、《シルヴィア》や《アルト=オルト》といった汎用性の高いボード取得カードを押しのけて採用する理由が見当たりませんでした。学問スペルが抜けるなら入る枠もありましょうが、あの辺を抜くのは正直ないですからね……。最低でも《プラネット・メタモール》は2枚必須ですし。効果消去をたった2コスで、しかも手札消費なく撃てるのはちょっとおかしい強さだと思います。
 同じく除去持ちのGCである《八重ノ風》はどうなの?という話ですが、メモリを7つも使って1体除去+2/2クイックではやや力不足だなぁと感じます。具体的には、残る2/2が2コスユニットでさえ相討ちを狙われ、《ラッキー》、《シルヴィア》といった頻繁に使われるガーディアンユニットの前に足踏みせざるをえないのが難点。《ウルゴ・バシュー》は出ただけで顔に3点入れているので例外ですが、基本的には《神秘の鹿》や《カニテツ》のように、ある程度相手のユニットとの戦闘に耐えられるボディでなければ相手に対して圧がかかりません。もしこれで残るユニットが3/3ガーディアンなどであった場合は大きく評価が異なっていたと思いますが、残念ながら2/2では目立った活躍は難しいです。

 続いて低コスト域。一番の疑問点となるのは《狡犬 リベリー》と《獅子王の記憶》って両立できるの? というところかと思います。ここに関しては僕も懐疑的でしたが、最終的に「どちらかを《次元の番人 ギャラクシー》あるいは《餓狼》に変えるより、多少シナジーがなくともこれらを個別に入れたほうが強い」という結論に達しました。
 まずは《狡犬 リベリー》のほうから。これはもうひたすら単純にパワーカードでした。1/3というボディに加えて、バフでのサポートが有効になりやすいリワード持ちのアドバンテージエンジン。終盤余ったメモリーを手札に変換できるのも非常に強力で、中盤には活躍が見込みづらいですが序盤終盤に隙のない優秀なユニットです。止まらなければ大変なことになる都合上除去を吐いてもらいやすく、《シュリ》や《クロベエ》といった他の強力なユニットを通しやすくなるという側面も持っています。
 手数とバフを重要視するミッドレンジLAPISの性質にも非常に噛み合っており、最初は《ギャラクシー》と大差ないんじゃないの?懐疑的でしたが試していくにつれてこれを抜く手はないなと感じました。
 続いて《獅子王の記憶》ですが、《餓狼》との明確な差別化点は主に2つ。横並びに対して非常に強い点と、選ぶことができない相手に対して通すことができる点です。個人的に重視しているのは主に前者で、例えば4コスから《ウリノスケ》+《シュリ》+《獅子王の記憶》と動くことができれば盤面ゼロからでも合計4点のバラ撒き。《クロベエ》か《ゴッツ》のどちらかがいればさらに+1点。このターン域であればよっぽど押されていないかぎりだいたい返すことができる痛烈なアクションです。これが《餓狼》であれば1/2、2/2のような並びをどうあっても取りこぼしてしまいます。1/1、0/2、1/1のような並びであればなおさらです。LAPISという全体除去の弱い国家にとって横並びへの対策は切実な問題。《餓狼》はつなぎとしては十分な性能だと思いますが、《獅子王の記憶》と取って代われるものではないと考えています。
 あと豚が抜けた理由とかでしょうか。あのカード終盤のトップでマジで何もしないしリーサル計算が狂わされるので抜きました。少なくともこの環境では重くて強いカード入れたほうが強いです。4コス5コスあたりを増やしていきましょう。1コスとしては強いですけど、所詮2コスと相討ちですからね。

 《プリノウズ改》は使えばわかると思いますが本当にただのパワーカードなので、ゲームを始めたら《ペリドット》と一緒にとりあえず刷りましょう。これがニュートラルでどのデッキにも入るのかなり頭おかしいと思う。
 強いて言うなら、「このカードはフィニッシャーではない」ということだけは頭に入れておきましょう。あくまで「莫大なボードアドバンテージを取ってくれるカード」です。リーサルが狙える状況ならともかく、そうでないなら除去が有効でない局面でなんとなく使わないようにしましょう。ほぼほぼ後悔します。しました。

 言いたいことはだいたい言いましたかね。質問等ありましたらコメント欄かツイッターの方へお願いします。若輩なのでお手柔らかにお願いします。それでは今回はこの辺で。

【追記】なんか知らんけど環境にラピスがアホみたいに増えだしたのでまた構築変わりそうです。具体的には《ガイナー》が入る。