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もの置き

てきとうに色々書きます

僕と菜々さんについてのお話

※注意:この記事はかなり大きく「自分語り」の要素を含みます。それでも大丈夫だという方はぜひお読みください。





 僕が菜々さんを語る上で絶対に外せないキーワード、それは「夢」です。自分の勝手な想像で申し訳ないのですが、おそらく多くの安部菜々担当プロデューサーは、彼女の可愛さ、面白さだけでなく、彼女の夢を諦めないひたむきな姿勢に強く惹かれて彼女を担当したいと思ったのではないかと思います。

 僕が菜々さんと出会ったのは、今から3年ほど前でしょうか。その時はまだプロデューサーではなかった僕が最初に菜々さんに触れたのは、お得意の多段式自爆芸を存分に発揮した二次創作の4コマ漫画でした。何を隠そう、僕自身も最初は彼女の表面的な部分から彼女の世界に入っていったのです。
 見た目の可愛らしさとそこから生み出される年齢ネタのギャップというわかりやすい魅力に惹かれた僕は、すぐに彼女について調べはじめました。当時はちょうど菜々さんのシンデレラマスターが発売されたころでしたから、僕が「メルヘンデビュー」という楽曲にたどり着くまでにそう長い時間はかかりませんでした。初めてあの曲を聴いた時の感想は……「なんだコレ」でしたね。あまりに電波な曲調、かの「チルノのさんすうきょうしつ」をほぼそのまま持ってきたようなコール、ぶっ飛んだ歌詞。脳内が麻痺するような感覚を覚えたのは確かです。
 今にして思うと、この時にはすでにかなり菜々さんに惹かれていたのですが、それからしばらくはリアルのほうが忙しくて菜々さんに触れる機会はほぼなくなってしまいました。この時に追いかけはじめていれば今これほど苦労することもなかっただろうになぁ……と後悔するばかりです(主に金銭的な面で……)。


 それから時は流れて、2015年。僕が菜々さんと再会したのは、アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の中でした。プロデューサーになったのは、この時のフライデーナイトフィーバーキャンペーンがきっかけです。といっても、1期ですから、アニメが菜々さんに深く踏み入ることになる直接のきっかけだったというわけではありません。もちろんアニメ5話の菜々さんは大変かわいいのですが、それはひとまず置いておきましょう。
 アニメをきっかけに、僕はデレマスの音楽を聴きたいと思うようになりました。これに関しては、ひとえにアスタリスクの2人のおかげだと言っていいでしょう。アニメ10話で「ØωØver!!」を見たのがそう思ったきっかけだったのですから。当時僕は高校生でしたから、全部買ってしまえるお金はありません。TSUTAYAで上限いっぱいまで借りては全部PCに取り込んで翌日返却し……、という流れ作業を繰り返す中で、僕は2年ぶりに、あの楽曲と出会ったのです。CINDERELLA M@STER 018。安部菜々

 メルヘンデビューという曲自体は以前聴いたものとさしたる変わりはありません。しかし僕は、そのCDのすべてを聴いた事はなかったのです。メルヘンデビューを聴いただけで、聴いたつもりでいたのです。トラック2、「目指せ!シンデレラNo.1!」を聴いていなかったというのに。僕が決定的に「安部菜々」というアイドルに惚れ込んだのは、確実にあの瞬間だったと思います。今まで見えていた菜々さん像がすべて吹っ飛ばされるような衝撃を受けました。安部菜々はネタだけのアイドルなんかじゃない、真剣に、夢を追いかけ続けてようやく今このブースで話しているんだ。それが見えた瞬間に、僕は菜々さんにオトされていました。

 ここで少し、僕自身のパーソナリティについて触れたいと思います。
 僕は幼い頃からあまり夢というものを持っていませんでした。ゲームにはまっていた時はゲームプログラマになりたいとか、よく本を読んでいた時期は作家になりたいとか、漠然と思う事は無きにしもあらずでしたが、自分が気分屋なのもあってか真剣に将来の目標にしていたというわけでもなく、またそれに向けて努力するほど熱中してもいませんでした。だから何事もほどほどにできれば十分だと思って過ごしてきましたし、小器用なものですからそれができてしまっていました。気付いた頃には、何に対しても努力できない、無気力な人間になってしまっていました。
 高校生になって、吹奏楽部に入り、努力できる人間の眩しさを知りました。自分の好きな「何か」を追求できる人間というのは、これほどまでに輝いて見えるものなのかと絶望しました。僕にはとうていそんな輝きを放つことはできないと思っていたからです。

 僕が「シンデレラNo.1!」を聴いて感じた衝撃は、並々ならぬものでした。その瞬間から、安部菜々というアイドルが輝いて見えてしまったのです。そう感じたなら、もう、応援するしかないでしょう。菜々さんが夢を叶えることは、かつて夢らしい夢を見つけることができなかった僕が、今さら見つけてしまった夢なんです。燦然と輝くアイドル安部菜々の姿を見て、僕もまだあんなふうに輝けるんじゃないかと思ってしまったんです。

 2015年は奇しくも受験期でした。辛く苦しい時に隣にいてくれたのは、菜々さんでした。疲れた時にはメルヘンデビューを聴き、夢を追いかける菜々さんの姿を思い出し、僕もあんなふうに生きたい、自分のやりたいことを貫いていきたいという思いを呼び起こしてくれました。もはや僕にとって、彼女の生き様は僕の生きる指針になっていました。その甲斐もあってか、無事に志望校に合格することができました。最後の1年、最後まで心を強く保つことができたのは、菜々さんのおかげだったと思っています。夢と呼ぶにはいくぶん現実的な「目標」になってしまっていましたが、それでも「自分のやりたいことをやり通す」という点において、彼女から受けた影響は多大なんて言葉では足りないくらいでした。彼女がいなければ、僕は今も地元にとどまって適当に過ごしていたんじゃないかと思います。

 僕はまだプロデューサー歴1年とない、第4回総選挙もろくに知らないような新米プロデューサーです。ですが菜々さんはその1年で僕の人生を確実に変えてくれました。夢を追いかける彼女と一緒に、僕も歩いていきたい。そう思わせてくれました。
 安部菜々という存在に出会えたこと、安部菜々に出会わせてくれたアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツに最大限の感謝を示しつつ、この記事を終えさせていただきます。

 夢は夢で終われない。安部菜々を、シンデレラガールに!